お灸の力～逆子の灸

毎日熱い日が続きますね。昨今の夏、夏好きな私ですが普段歩いていくところに電車を使ったりするようになりました。そんな中ご来院くださり夏の食養生なども取り入れみなさま夏バテすることもなくぼちぼち元気に過ごされていることに頭が下がる思いでいます。食・睡・湯、丁寧に暮らそうと思います。

逆子の灸、昔からお灸の得意とするところです。鍼灸に親しみがある人でも妊婦さん、そして逆子経験者でなければ知ることもない療法かもしれません。

鍼灸治療でお付き合いさせて頂いている方。32週あたりで逆子とわかり、帝王切開の予定を組むことになりました。初産でもあり、出来れば自然分娩させてあげたいと願っていました。

はじめは動くものの左右向きが変わるだけで頭が下がらず、まぁそれが赤ちゃんにとって心地よい状態なのかもしれない。それならば致し方なしねと言ってはいました。あまり力まず悩まずな姿勢もよかったのだと思います。ママのリラックスは大事ですから。それでもギリギリまで逆子の治療と自宅灸と赤ちゃんとの話し合い（笑）

治療に来た際にはよくよくお願いしていました。「それが心地よいならそれでもいいけれどね、まぁでもままも大変だからね、くるんとよろしくお願いしますね」とかね。最後には聞き入れママの負担も考慮してくれたのでしょう。37週ギリギリ、くるんと回ってくれました。

ドクターもこの時期？と少々驚いたいたそうですが無事出産のご報告

ママと赤ちゃんの共同作業

これからも仲良く楽しくすくすくと成長してほしいと願っています。