全ては天気のせいかもしれない

まだかまだかと待ちわびた桜もあっという間に葉桜となりました。これもまた美しいです。
桜の一生は70年くらだそうです。人間と同じくらいかな。私たちを楽しませてくれた桜たちは来年に向け根から栄養をとり樹木を育て芽を膨らませエネルギーを蓄え見事な花を咲かせるサイクルを営むのでしょう。

自然界の気

最近天の気が落ち着かず、先日は激しい暴風雨に見舞われた関東、随分と桜も散り落ちていました。
風は自然界の気のひとつですが時に自然界で過ごす物モノを破壊させる力もあります。
桜も花や葉は吹き飛ばされ、根っこから倒れてしまうこともあるでしょう。老木は危険の為伐採することもあります。
人間も同様に過剰するぎる自然界の風により眩暈、痙攣、痺れ、痒みや心の落ち着かなさなどの原因になったりします。
「えっ?風が影響するの?」と思われるかもしれませんが、風・暑熱・湿・燥・寒はとても身近な不調原因です。

あなたが悪いわけではないけれど

当院でご相談の多い眩暈。冬から春(暦の上での春・立春)にかけて再発や悪化しやすい傾向にあります。
春はまだ寒と温の季節を行ったり来たりと変わりやすい時、また風の多い季節でもありますので、冬の間にエネルギーの蓄えが必要です。この天候にカラダがついていけず暴風が吹いたり、突然気温が上がったりすると眩暈を発症しやすくなります。
冬の間にお伝えしてきましたが、間に合わずだったり、年末年始の忙しさの方が上回ったり、気候変動が激しすぎたりしてちょっと再発や悪化がみられる方もいました。また今年は発症せずに済んだという方もいました。

お薬で一時的に抑えてもまた繰り返しやすいもの。体の不調原因は外からの影響がありますが、それに対応できる自分を育てることがとても大事です。

今日もありがとうございました。

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この記事を書いた人

ボディワーク歴25年鍼灸師歴20年以上
2007年鍼灸治療・鍼灸セラピー カーチャ開業
おひとり様と向き合う鍼灸院。個人にとっての健康とはなにかを共に考えながら心と体を育てるパーソナル鍼灸ケアをご提供しています。
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