突発性難聴
突発性難聴は「ある日突然、片側の聴力が低下する」とあります。みなさん明らかに「聞こえない」「ぼわぼわする」「塞がった感じ」など急な変化を感じ取っています。様子を見てからではなくすぐに病院を受診することをおススメしています。
現代医学での治療
主な治療は薬剤治療であり、通院または入院による点滴投与をされている場合もあります。
ステロイド剤
血管拡張剤
ビタミン剤
代謝を高める薬剤
血液を固まりにくくする薬剤
利尿作用のある薬剤
ブロック注射
高圧酸素療法 など
薬を飲めば治ると考えるのではなく、薬もまた体にとっては負担となります。そして発症したことは昨日今日からではない過労やストレスなどの積み重ねも原因のひとつです。休養することも大事な治療です。
鍼灸治療
鍼灸治療は病院での治療・内服との併用が可能です。お近くに鍼灸院に相談してみてください。
当院では状態により発症後すぐであればある程度集中した治療をおススメしています。
鍼灸やツボは魔法ではありませんので1回治療してなにかがパッと回復ということではありません。
発症に至るまでにかなりの道があったはずです、赤ちゃんが翌日に成人しないように体の変化にはある程度の時間が掛ることはご承知ください。
耳への滋養回復
難聴、耳鳴り、閉塞感などその状態により不足があるのか停滞があるのかという原因はありますが、耳への血流・滋養回復をしていきます。耳の不調を抱える方に共通してみられるのは耳の後ろから鎖骨に繋がる胸鎖乳突筋という頭を支える筋肉の緊張です。昨今のPC作業やスマホ習慣によるものもあるでしょう。またストレスを抱えやすいタイプの方、責任感の強い頑張り過ぎてしまう方の凝りでもあります。もみほぐしや鍼灸でこの部位の緊張を和らげていきます。体幹と比べとてもデリケートな部分でもあるのでご自分で強く押したりほぐしたりすることは避けたほうがよいでしょう。
同病名でも原因となっていること、付随症状、体質などが異なりますので個々にお聞きした体の状態から適切なツボを選択し不足を補ったり停滞を取り除いたり、上下のバランスを整えたりといった施術をしていきます。
治療は受け身だけではない自分ケアの大切さ
治療に加えご自分でのケアも大事なことです。食事、睡眠、生活習慣など見直してみましょう。それぞれのケアについてはお伝えしていきますので出来ることからひとつずつ取り入れてみてください。
突発性難聴になる方は無理して頑張っているというよりも頑張れてしまう、責任感が強い、自分がやったる、忙しく充実している、食事や運動にも気を配っていたという方も少なくない印象です。ですのでなぜ自分が?
自分のことは当たり前すぎて気づかないことは多々あります。またよかれと思って取り入れていたことが自分には適していないこともあり、客観的に観察することで気づいてあげられること改善点が見えてきます。原因不明とはいえある日突然雷に打た・・・ということではないのです。ですのでここから体そのものを回復し完治に繋げていってほしいと願っています。
聴力低下、聞こえずらさ、耳の閉塞感、耳鳴り、めまいなど
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