古代哲学を今に生かす中医学
古代の中国哲学から成る中医学、陰陽や五行、五臓六腑、気血津液など現代医学とは異なる角度から物事をとらえます。
人間は自然界の一部であり、自然界の摂理に沿った生き方がバランスのとれた生活を送ることが出来ると考えています。
アンバランスをバランスのとれた状態に
中医学では体に感じるなんらかの不調はアンバランスの状態。この状態はすでに病気とし治療を施していきます(未病を治す)。病気の治療原則は不足を補い、余りは取り除き偏りを中庸にもっていくことにあります。
個人をみるオーダーメイド
現代医学では定められた基準に体の状態を維持することを良しとしますが、体は常に一定ではなく体質や環境、性別、年齢になどにより異なる為、中医学を基にした治療や生活習慣のアドバイスでは個々に合わせたオーダーメイドとなっております。
マクロの世界
現代医学がミクロ的構造の分析から病気の研究、治療を行うのに対し中医学ではマクロ的分析を行い外的要因、内的要因から治療にあたります。
中医学のベース理論
鍼灸、漢方、気功、按摩、薬膳など一般では「東洋医学」という言葉を使っていますが、その基盤は臨床経験に基づき受け継がれてきた中国伝統医学(中医学)にあります。
私たちの日常生活でも知らず知らずに取り入れているものあると思います。
知ってみると納得!!という部分がたくさんある中医学、ここでは基本となる考え方を紹介していきます。
中医学の知恵を生かした養生法や予防法などKENKOULABLOGでもお伝えしています。